精神障害の特性|アルコール依存症
こんにちは。サンクスラボ株式会社 サテライトラボ担当@松山です。
「サテライトラボ」で働く障がい者の方にも、時折みられる「アルコール依存症」。「多量飲酒」と言われ、厚生労働省「健康日本21」の中で「1日平均60gを超える飲酒」と定義され、1日60gというと、ビール中瓶3本、25度焼酎300ml、日本酒3号弱に相当しますが、皆さんはいかがでしょうか。
男性に多い思われがちなアルコール依存症ですが、近年、女性や高齢者のアルコール依存症も増加傾向にあるといわれ、女性の社会進出を起因としたケースや、定年後に依存症になるケースが多いようです。
アルコール依存症では下記の症状が特徴的で、それにより「離脱症状(以前は禁断症状と呼ばれていた症状)」が現れます。
- ・飲酒のコントロールが出来ない
- ・脱水症状
- ・飲酒による健康上の問題があるが断酒ができない
<離脱症状:軽度・中等症>
- ・手が震える
- ・発汗(特に寝汗)
- ・嘔気、嘔吐
- ・動機
- ・睡眠障害(眠れない、睡眠の途中で起きる、悪夢)
- ・不安やうつ状態
- ・イライラして落ち着かない
- ・暴力や暴言を吐く
<離脱症状:重症>
- ・重症
- ・けいれん発作
- ・幻聴、幻覚
発症後、入院治療やリハビリを経て、社会復帰へ移行しますが、アフターケアで大切なことが「通院」「抗酒薬の服用」「断酒会などの自助グループへの参加」といわれており、より良い転帰に関係するのが下記の要因とされているようです。
- ・配偶者がいる
- ・仕事に就いている
- ・治療前の飲酒量が少ない
- ・入院回数が少ない
- ・治療に対する姿勢
「仕事に就いている」ことが「治療に対する姿勢」を向上させる要因にもなり得るので、私たちサポートスタッフもアルコール依存症を患った経験のある方へ、継続して仕事に就いていただけるよう支援しております。
アルコール依存症の継続的な治療を受けながら、社会復帰をされる方が、安心して働ける環境作りを行うことで依存症から脱却できるよう、周り方にもアルコール依存症を知り、理解を深めていただければと思います。
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